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ABBのロボットが、海洋プラごみを3Dプリントして家具やホームウェアを作成

ロボットの3Dプリントを見守る来客

英国・ロンドンの百貨店セルフリッジズ(Selfridges)で、ABBのロボットを使用した3Dプリントのデモンストレーションが実施されている。

3Dプリントの材料として、Parley社の環境保護ネットワーク「Parley Global Cleanup」が回収した海洋プラスチックごみ(Parley Ocean Plastic)を利用し、ABBのロボットが3Dプリンターを使って、家具やホームウェアなどのオブジェを製作するというデモだ。

デモンストレーションは2022年4月中、セルフリッジズに設けたショーウィンドウに展示され、ロボットが3Dプリントに勤しむ様子が公開される予定だ。

3Dプリントのデモンストレーションはセルフリッジズの「SUPERMARKET」コンセプトの一環で、消費者が購入する商品がどのように生産され、環境に影響を与えるかについて考えることを課題としている。

今回稼働するロボットはParley社の環境保護団体「Parley for the Oceans」とナガミとのパートナーシップにより開発された。ABBのシミュレーションソフト「RobotStudio」と工業用ロボット「IRB 6700」を使用している。

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