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セイコーインスツル、高周波スピンドルによる精密コマ四段回し挑戦の軌跡をPVで披露

セイコーインスツル(SII)が、同社の高周波スピンドルを使って精密コマの四段回しに挑戦し、その模様を記録したプロモーションビデオ「REVOLUTION FOR THE FUTURE」を公開した。

今回のプロジェクトで使用した金属製コマは、精密部品の設計製造を手掛ける由紀精密が製造した。同社の「SEIMITSU COMA」は、直径約10mmの金属製コマで、高精度の精密切削加工によって製作。真円度が高く通常手で回しても3分以上回り続けるが、今回のプロジェクト向けにさらに安定して回転するように設計した。

回転に使用した高周波スピンドルは、工作機械などで工具や加工物を高速で精密に回転させるために用いられる。高周波モーターにより回転速度やトルクの制御が可能で、研削盤やマシニングセンタ、精密フライス盤などで活用されている。

今回の動画は、安定して回転するコマと、高速で精密に対象物を回転させることができる高周波スピンドルのそれぞれの高次元の回転技術を結集して、より高度な課題に取り組む模様を「REVOLUTION=革新」への挑戦として表現したものだ。

今回のプロモーションビデオは、ONE OK ROCK、米津玄師ら人気アーティストのミュージックビデオや各種アートワークのデザインなどを手掛けるクリエイティブチーム「maxilla」が制作した。

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