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オープンソースで小型ながら高性能——ホームセキュリティーにも使えるロボット「rae」

あらゆる人が最先端のロボットでできることに触れられるように作られた、オープンソースのロボット「rae(Robotics Access for Everyone)」がKickstarterに登場し、キャンペーン開始後わずか9分で目標額を達成するほど人気を集めている。

rae

raeは大きさ120×120×32mm、重さ400gと小型軽量でありながら、AI/機械学習/コンピュータービジョンを搭載し、深度計測、物体追跡、コーナー検出などさまざまな機能を使える。これらはAIカメラ「OAK」やSLAM技術を利用しているという。

前面にはステレオカメラと4Kカメラ、カラーTFT液晶ディスプレイを搭載し、後面にもステレオカメラを配置した。車輪付きなので走行可能であり、金属製筐体のため衝撃にも強い。

rae

また、5000mAhバッテリーを搭載し、充電時間は約1時間。下面には40個のLEDを配置し、色や輝度をそれぞれ変更できる。マイクやスピーカーも備え、音声コマンドにも対応する。ワイヤレス接続可能だが、日本で使用するには、技適(技術基準適合証明・認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。

raeの活用例としては、遠隔操作、手話通訳、バーコードやQRコードのスキャン、タイムラプス録画、人物検知、物体検知、位置検出、マッピングなどが挙げられるほか、かくれんぼのような遊びやホームセキュリティーにも応用できる。raeはROS 2をあらかじめ設定済みで、「DepthAI API」とも互換性がある。充電して、必要なアプリをダウンロードしてペアリングすれば、すぐに使い始められる。

rae

raeの早期割引価格は399ドル(約5万6000円)。出荷は2023年6月の予定で、日本への送料は38ドル(約5300円)だ。

raeは、2022年12月10日までクラウドファンディングを実施中。2022年11月22日時点で、2万ドル(約280万円)の目標額の10倍を上回る約22万5000ドル(約3160万円)を集めている。

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