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アーティストリーが3D木工表現に特化したファブ施設「CNC LAB」を開設

ロボットアームによる3D加工の例

アーティストリーは、百貨店など店舗内用の特注家具を製造する同社工場内(愛知県春日井市内)に、自由曲面で構成する3D木工表現に特化したファブ施設「CNC LAB」を開設した。

CNC LABでは、木工業界における5軸CNC活用についての学び合いの場やトレーニングなどの提供を通じて、木工業界の活性や木工表現のための技術力底上げなどを目指す。

施設内には、2016年からアーティストリーが業務で使用してきたHOMAG(ドイツ)の家具用5軸CNCに加え、中規模建材サイズまで加工できるBIESSE(イタリア)の5軸CNCを新規導入した。

さらに建築家やデザイナーなどを招待し、頭と体を動かしながらアイデアを創造する場も提供する。LAB2階にはミーティングルームも設置し、アイデアをすぐに試作できる環境を整えた。同業他社に対しては、開発および教育制度を公開し、トレーニングを受け入れる場を提供していく。そうした取り組みによって優れた木工表現の実例を業界内に増やしていくことが狙いであるとしている。

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