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ラズパイ拡張用のI2C絶縁タイプRS485/422Aボードを出荷開始へ

ラトックシステムは、Raspberry Pi拡張ボード新製品の「RPi-GP70」を、2023年2月下旬より出荷開始する。

同製品はModbusに対応したRS-485/RS-422Aシリアル通信対応のRaspberry Pi拡張ボードだ。寸法はHATサイズ(65×56.5mm)で、GPIO40ピンコネクターを介して接続できる。

Raspberry PiのGPIO(I2C)コネクターに接続することで、現場の機器制御(PLCやマイコンボードなど)や、各種測定器を使った計測が可能だ。

シリアルポートコネクターは5ピンネジ式脱着型端子台で基板へ装着済みで、結線やリプレイス時のケーブル接続を省力化する。シリアルポート0(CN1)とポート1(CN2)の終端抵抗と受信制御信号のオンオフについては、基板上のジャンパーにショートプラグを装着するだけのシンプルな設定を採用している。

ノイズ対策も実施されており、コントローラーとドライバー/レシーバー間は絶縁(絶縁耐圧2.5kV)。さらに2ポート間(CN1/CN2間)も絶縁している。また、Pythonモジュール(PyModbus)で、Modbus方式のシリアル通信を実行するポートとして動作することを確認済みだ。

さらに、Triple-Rシリーズユーザーを対象に、Modbusプロトコル対応のスレーブアプリケーションを無料提供。Triple-Rシリーズからのデータをクラウド経由で管理/制御するためのテスト環境を提供している。

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