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可愛らしいペットロボット「Loona」の予約販売開始——クラウドファンディングで300万ドルを集める

アメリカのロボット企業KEYi Techが、ペットロボット「Loona」の予約販売を開始した。クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで約300万ドル(約4億900万円)を集めた商品だ。

Loona は、内蔵のカメラとセンサーで周囲の様子や人物、障害物などを見分け、4つの車輪で自在に動き回る。片方の前輪を、腕を上げるかのように持ち上げるなどのジェスチャーをしたり、2.4インチの画面に映し出した表情や、感情を表した音声を発することでユーザーとのコミュニケーションを図る。

顔認識やジェスチャー認識をして反応する他、名前を呼ぶとユーザーの元へ駆けつけるのも可愛らしい。また、頭頂部にセンサーを搭載しており、撫でると喜んで甘えたような反応を見せるなど、本物のペットと接しているかのような体験ができる。

Loonaアプリと連携すればさらにLoonaとの遊び方が広がる。他のLoonaユーザーとつながったり、Loonaのカメラとマイクを通して、外出先から自宅の家族やペットとコミュニケーションを取ったりすることも可能だ。

また、付属の赤い布を使って闘牛ごっこをしたり、猫のようにレーザーポインターの光を追いかけたりするなど、家族と一緒に楽しむためのプログラムも搭載している。グラフィックプログラミングで新しい動きをプログラムすることも可能だ。

発送は2023年4月を予定しており、価格は2023年3月3日現在、基本のセットが349ドル(約4万8000円)、充電ステーション付きセットが379ドル(約5万2000円)、充電ステーションと恐竜の着せ替えアタッチメント付きのフルセットが399ドル(約5万4000円)となっている。

fabcross for エンジニアより転載)

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