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河川から廃棄ペットボトルを回収する、海洋ロボット「Waste Shark」

英Aqua Libraは、プラスチック廃棄物の削減と持続可能な飲料水の開発に取り組む企業だ。同社は2023年3月22日、オランダのRanMarine Technologyが開発した海洋ロボット「Waste Shark」の導入を発表した。

Waste Sharkを利用する目的は、水路からプラスチック廃棄物を除去し、環境改善に必要なデータを収集することだ。この活動は、ロンドンの大規模ウォーターフロント再開発エリアの中心地区であるカナリー・ワーフで実施する。Aqua Libraは、同地区の開発を手掛ける英Canary Wharf Groupと協力してプロジェクトを推進する。

Waste Sharkは1日に最大500kg(ペットボトル2万2700本分相当)のプラスチック廃棄物、およびマイクロプラスチックのほか、汚染物質を収集する。回収した廃棄物のうち、リサイクル可能なものは再利用プロセスに回す。

Waste Sharkは、二酸化炭素や騒音、光害を発生させることなく最大で5kmを移動する。移動中、野生動物に危害を加える心配もないという。

Canary Wharf Groupの持続可能性担当ディレクター、Sophie Goddard氏は「この革新的な海洋技術は、私たちが廃棄物問題に取り組み、環境を保護するうえで有用だ」と述べた。

fabcross for エンジニアより転載)

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