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フロリダのカーディーラー、屋上に太陽電池パネルを新設して1ギガワットを発電

太陽光発電ソリューションを販売する米ESA Solar Energyは2023年4月5日、フロリダ州のカーディーラーDimmitt Chevroletが、年間発電量1ギガワット以上を見込む屋上型の太陽光発電設備を設置したと発表した。

この設備は、2000枚以上のパネルからなる出力729.96kWの太陽電池アレイだ。自動車ディーラーが保有するシステムとしては過去最大級で、その年間発電量は75万世帯分に相当し、二酸化炭素排出量を約156トン削減できるという。

Dimmitt ChevroletのオーナーであるLawrence Dimmitt III氏はこの設備投資の意義について、顧客にEVの選択肢を提供する自社の立場から、電力使用量の増加に対処するためのクリーンエネルギーへの投資は理にかなっている、との見方を示した。

同社によると、EVの販売台数は2020~2021年にかけて45%増加し、ハイブリッド車の販売台数はほぼ倍増したという。さらに、米国の新車販売台数は、2025年には19%をEVが占め、2035年にはそれが68%に達すると推定している。

設備を納入したESAのEVPであるMorgan Brawner氏は、Dimmittの実績について、フランチャイズ自動車ディーラー業界における、起業家的リーダーの一例だと紹介した。また、資本を活用し、税負担の軽減をしつつ電気料金の上昇を回避していると評価した。

同ディーラーは現在、20基以上の充電ステーションを保有している。2024年に創業100周年を迎える同社は、将来の自動車ビジネスにおけるリーディングカンパニーとしての地位確立を目指している。

fabcross for エンジニアより転載)

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