新しいものづくりがわかるメディア

RSS


名古屋工芸、自動ツールチェンジ搭載FFF式3Dプリンター「Senju SV-04」発売

名古屋工芸は、業務用ミドルレンジFFF式3Dプリンター「Senju SV-04」の受注受付を開始する。

photo

Senju SV-04は自動ツールチェンジを搭載し、最大造形サイズは380×350×400mm、最大4つのツールヘッドの装着が可能で、それぞれのツールに0.4~1.8mmの口径ノズルを装着できる。ツールはWEBコントローラーで自動切換え可能だ。ノズル径の変更によって、微細加工と荒加工の選択肢を増やすことができる。

photo

ノズル径を大口径に変更することで、大型造形物の小ロット生産も1個10時間以内の造形が可能となった。左右の手の模型は共に約7時間、通常約70時間を要するジェネレーティブデザインのドローンフレームは、大口径ノズルにツールチェンジし18時間30分で造形できる。

photo

装置内部をヒーティング可能なため、耐候性や耐久性のある樹脂を造形できるので、試作品製造用途以外に小ロット最終製品の製作もできる。

photo

本体サイズは657×734×1440mm、重量140kg、積層ピッチ0.05~1.0mm、造形速度10~150mm/s。理論位置決め精度は、XとY軸が0.020mm、Z軸が±0.25mm/400mm。最大設定温度は、エクストルーダー300℃、プラットフォーム110℃、庫内60℃。装置コントロールには、本体側にLCD簡易コントローラー、ユーザーインターフェースとしてWEBブラウザー型コントローラーが用意されている。初期生産は50台の予定だ。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る