開発したDIY型IoTキットは、画像、CO2、温湿度、照度、水深を測定しクラウドに保存、計測データのサマリーメール、測定値が上限／下限を超えた際のアラートメールを送付し、材料費は2～3万円程度、ランニングコスト無料で運用できるものだ。

撮影画像をGoogle Photosに保存、測定したCO2／温湿度／照度／水深（距離）をGoogle Sheetsに保存、指定した日数のグラフ化された測定データや最初と最後の画像を含むサマリーメールの送付、指定した測定値が設定した上限値／下限値を超えた際のアラートメール送付などが可能だ。プログラムを書き換えることで、自由に機能を修正と追加ができる。

完成したDIY型IoTキットは、安価で実用的なIoT機器を活用したい生産者、オフィス環境や家庭菜園を改善したいユーザーなどが活用できる。DIY型IoTキット作成講座は、Raspberry Piやプログラミングの経験は不要な初心者向けの講座で、オンライン学習プラットフォームであるUdemyにて公開している。

講座ではDIY型IoTキットの構築を通じ学習し、簡易なIoTの構築方法、IoTの仕組み、IoTの構築に必要な各技術要素の仕組みと使い方、センサーやクラウド、DIY型IoTキットの完成品、故障の予防や対処の方法などが理解できる。6時間のオンデマンドビデオで、学習期間の制限はない。2023年11月14日時点で94％オフの1600円で利用できる。