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Kudan、KudanSLAMを活用したモバイルロボット開発キットを発売

Kudanは、自律走行ロボットや車両向けの自己位置推定及び環境地図作成ソフトウェア「KudanSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)」を活用したモバイルロボット開発キット(Mobile Robot Development Kit、以下MRDK)を発売した。

MRDKは、同社のKudanSLAMを採用し、直接製品として実用化も可能なパッケージ。同社によれば、顧客製品の開発期間やコストの80%以上削減と運用作業の最大90%削減が可能だとしている。難易度の高い屋内/屋外/公道など、これまでロボットや車両の自律走行を導入できなかった環境にて、高精度でロバストな自己位置推定を提供し、複雑な開発をすることなくロボット製品の実証試験やパイロット導入による事業開発ができる。

実用性の高い自律走行の実現、シンプルなハードウェア構造に対して多様な組み合わせのセンサー構成(Multiple camera、2D/3D LiDAR、IMU、GNSS、WOなど)の選択、プロセッサー一体のため処理システムも含めた包括的なパッケージの実現、開発済みシステムとの統合が可能だ。

MRDKは、2023年より顧客を限定して試験的に導入をしてきが、今回市場への本格導入を開始した。ロボットの分野では3件の顧客製品化を達成し、今後継続的に拡大していく顧客製品化をMRDKによって大きく後押しすることを見込んでおり、自律走行ロボットや車両製品の実現と同社技術の普及を目指す。

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