同サービスは手動射出成形機「INARI」本体に加えて、ゾウやアヒルといった動物の形をしたマグネットが作成できる型、射出成形に必要な磁石、予熱器／冷却器、固定器具や工具などの道具一式をセットでレンタルするサービスだ。

INARIの加熱上限温度は270℃で、ペットボトルキャップやプラモデルのランナー、洗剤の容器など身近なものを融解して再利用可能だ。射出成形に詳しくない人でも、届いたその日から射出成形によるものづくりを体験できる。

レンタル機種は最大成形量6ccの「INARI M06」と最大成形量12ccで長いハンドルを備えた「INARI M12」の2種類のモデルから選択でき、レンタル期間は2週間からとなる。INARIでの成形方法はオンラインマニュアルや解説動画で学習でき、それだけでは不安なユーザーに向けた講習会も別途用意する。

「INARI M06」セットのレンタル料は8万8000円（税込）。「INARI M12」セットは9万8000円（税込）で、レンタルは近日開始予定としている。