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Wi-Fi化したいけすでの自動給餌を実現する実証実験に成功

ウミトロンが、海上のいけすエリアをWi-Fi化し、AIスマート給餌機「UMITRON CELL」を運用する実証実験に成功した。

同実証実験は、愛媛県事業の「トライアングルエヒメ推進事業・デジタル実装加速化プロジェクト」の一環として実施した。同県内の養殖漁場において陸上にWi-Fiアクセスポイントを敷設。そのエリア内に設置したUMITRON CELL10台をWi-Fi経由で稼働させた上、通信状況を評価した。

実験の結果、400m離れた地点でも安定したWi-Fi接続ができ、UMITRON CELLが正常に動作することが確認できた。また、通信負荷が大きくなるが大容量データを取得して、複数台のUMITRON CELLが正常に機能することも確認した。

同社によれば、国内における水産養殖業でのWi-Fiの活用例はなく、今回は初めてとなる。今回の実証実験により、陸上から海上をWi-Fi化して、通信コストを抑えながらIoT機器などを活用できる可能性が示されたという。

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