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3Dプリンター「Lynxter S300X」にポリウレタン材料が追加

システムクリエイトは、同社が取り扱うLynxter製3Dプリンター「S300X」に、新しいポリウレタン材料が追加されたと発表した。

同プリンターは、液体積層造形方式(LAM)による造形を特徴とする。LAMは近年登場した3Dプリント技術で、液体材料を層状に積み重ねて造形する。ノズルから吐出された2液あるいは1液性の樹脂が化学的な架橋反応で硬化する特性を生かし、液体を積層して立体モデルを構築できる。

今回追加されたポリウレタン材料「PU-001」は、硬度がショアA70のポリウレタンエラストマーだ。ポリオール(成分A)とイソシアネート(成分B)が反応して、工業用ポリウレタンを形成する。形成された材料は破断時の伸び率が400%以上と高く、引き裂き抵抗や耐摩耗性、紫外線耐性に優れる。

緊急メンテナンスおよび修理部品、サイレントブロック、ショックアブソーバーなどの減衰保護部品、シールの製造、フレキシブル要素の形状および機能テスト用のプロトタイプ製造といった用途に適している。

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