ビット・トレード・ワン、WeAct Studio製品の取り扱いを開始
2024/07/30 12:00
ビット・トレード・ワンは、WeAct Studio日本国内代理店として、同社製品の取り扱いを開始した。
中国のWeAct Studioは、シンプルな構成のマイコン開発ボードや電子回路の構成に便利なモジュール群など、小規模な電子開発や電子工作に便利な製品群をラインアップしている。ビット・トレード・ワンのオンラインストアBTOSにおいて、第1弾製品11種を発売する。
白黒表示が可能なEペーパーモジュールは2種類あり、「1.54インチe-inkディスプレイ」は解像度200×200で販売価格1750円、「2.13インチe-inkディスプレイ」は解像度250×122で1774円だ。
マイコン開発ボードは、搭載するSoCに応じたシンプルな構成のモジュールで、使い方はGitHubで公開されている。「CH32X035F8U6マイコンボード」は、Nanjing QinhengのRISC-Vコアを搭載する工業用グレードのマイクロコントローラーで403円、ARM Cortex-M4搭載Renesas RA4M1AB3CFM搭載のマイコンモジュール「RA4M1マイコンボード」が1774円、ARM Cortex-M0搭載の「STM32C011F6P6マイコンモジュール」は403円だ。
「CH32V203C8T6マイコンボード」はSTM32 BluePillのクローンと思われるデザインで、システムクロック周波数最大144MHzで574円、CH32V003F4U6マイコンボードは工業用グレードの汎用マイクロコントローラーで374円だ。また、Nanjing QinhengのWCHシリーズマイコン用デバッガ「WCHlink」も745円で用意する。
マイコンボードの組み込み開発などに便利な各種モジュールとして、入力電圧がOVPスレッショルド電圧を超えた時に出力電圧が0Vになる過電圧保護モジュールが139円、CA1-IS3722を使用した双方向デジタルアイソレータは139円、ジャンパーピンを差し込むことで0~9999999.9Ωの抵抗を作成できる実験用抵抗作成キットは831円だ。