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建設用3Dプリンター「Polyuse One」、建設にかかわる企業など対象に販売

Polyuseは2024年9月11日、国産建設用3Dプリンター「Polyuse One」の先行受注販売の予約受付を開始する。ゼネコンやハウスメーカー、建築士事務所、コンクリート2次製品メーカーなど建設関連企業の他、大学や研究機関などを主な販売対象とする。

本体サイズは3980×3590×2650mm、折りたたみ時は4300×1220×1310mm、重量は560kg。造形サイズは3000×2500×1900mmだ。据付および解体に要する時間は5分程度で、キャスターでの移動に対応している。

販売想定価格は3300万円(税込)で、導入に際しての研修や勉強会への招待、全国活用事例や効果の共有など総合的支援を含む。2025年夏以降、順次導入していく予定だ。

Polyuseは前モデル「Polyuse Zero」を活用し、これまで公共工事を中心に3Dプリンター施工実績と各種検証データを蓄積し続けてきた。次のステップとして、同機種により、これまで蓄積してきた多様な関連データを活用し、建設用3Dプリンター技術による建設DXの推進を目指す。同社は、「次年度においては多くの台数を一度にデリバリーすることは難しいが、導入支援や導入を順次実施したい」との考えを述べている。

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