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遠隔制御システムの開発ノウハウを提供する教育パッケージがクラウドファンディングに登場

アメリカのクラウドファンディングサイトKickstarterに、新プロジェクト「Remote Control Systems: An Engineering Project」が登場した。これは、遠隔制御システムの開発に必要な機械、電気、ソフトウェアの設計ツールとドキュメント類で構成される教育パッケージだ。

このパッケージはエンジニアやアマチュアの愛好家向けになっており、知識とスキルのギャップを埋めることを目的としている。学習者は、航空宇宙や製造業など、多方面の産業分野に対応する、実践的なエンジニアとしてのスキルを習得できる。

支援者へのリターンは、電気配線図、CADデータ、機械解析結果、組立手順書、制御ソフトウェア、数量計算書の一式だ。システムの力学的な計算や性能評価の結果は、機械設計の検証プロセスや基準の理解に役立つ。また、制御ソフトウェアへのアクセス権も提供され、これらの機能を組み合わせてロボットシステムを製作できる。

支援者への提供物はすべて電子データで、プロジェクトが用意するプラットフォーム上で入手できる。なお、提供される各種情報の用途は教育目的に限定されるため、商業目的では使用できない。

支援の形態は、リターンのない支援、開発キットを含む500ドル(約7万円)の「Full Package」、同キットの完成版が提供される5000ドル(約70万円)の「Full Package++」の3種類がある。本プロジェクトの終了予定は2024年9月25日となっている。

fabcross for エンジニアより転載)

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