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M5StackでのLLM活用がオフラインで可能な「M5Stack LLM モジュール」発売

M5Stack LLM モジュール

スイッチサイエンスが、オフライン環境でLLM(大規模言語モデル)を活用できるM5Stackの新製品「M5Stack LLM モジュール」を販売開始した。

同モジュールは、Arduino/UIFlowライブラリーやM5Stackが提供する開発用フレームワーク「StackFlow」を利用している。M5ホストとプラグアンドプレイで接続して、セキュアなオフライン環境でAI機能を追加できる。3.2 TOPS NPUを統合したSoC「Axera AX630C」を搭載。Transformerモデルをネイティブにサポートしているため、複雑なAIタスクを効率的に処理できる。

マイクロフォンやスピーカー、TFストレージカード、USB OTG、RGBステータスライトを搭載しているので、音声応答やデータ転送関連のさまざまなアプリケーションに対応できる。

Qwen2.5-0.5B言語モデルをプリインストール済みで、LLMの他、KWS(ウェイクワード)やASR(音声認識)、TTS(テキスト音声合成)機能を搭載する。将来対応予定のモデルとしては、Qwen2.5-1.5B、Llama3.2-1B、InternVL2-1Bなどがある。

M5Stack LLM モジュールの価格は9482円(税込)で、スイッチサイエンスのオンラインショップで販売中だ。

M5Stack LLM モジュールの仕様 M5Stack LLM モジュールの仕様

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