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EV充電用コンセントIoT化デバイス「Nature EV Switch」を発表

Natureが、EV充電用コンセントをIoT化するデバイス「Nature EV Switch」を発表した。

同デバイスは、EV充電用コンセントと接続し、内蔵のLTE通信機能を通じてクラウドシステムと連携。充電状況の確認や充電の最適化を可能にする。

同社は、家庭向けIoT製品「Nature Remo」やスマホHEMS「Nature Remo E」を活用したエネルギーマネジメント事業を推進している、また、蓄電池やEVなどの分散型エネルギーリソース(DER)を適切に制御するエネルギーマネジメントプラットフォーム「Nature DER Platform」の構築を目指している。

今回同社は、EV充電をスマート化する安価な製品が普及していないことに着目し、同デバイスの開発の検討を始めた。EV充電用コンセント市場で多くのシェアを持つパナソニックがNatureの技術力を評価したことで協業することとなり、同時に同デバイスの開発を開始した。

Nature EV Switchは、パナソニックが発表した「おうちEV充電サービス」のEV充電用コンセントのIoT化モジュールとして採用された。同サービスは、戸建てEV所有者向けに電力会社と連携したEVユーザー専用プランの提供や、同デバイスによる充電管理でEV充電の効率化や電気代削減を可能にするものだ。

Nature EV Switchのパナソニックへの提供は2025年5月に開始。自社展開は同年6月頃を目指しており、現在取扱店やパートナー企業を募集している。

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