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日本のファブ施設調査——地方にも広がるファブ施設のまとめd

fabcrossでは「fabなび」というコーナーで日本全国のファブ施設を紹介しています。これまでに32カ所のファブ施設を掲載していますが、日本全国には、たくさんのファブ施設が存在し、その数は年々増え続けています。今回、fabcrossでは日本のファブ施設の分布状況や機材導入傾向について、独自に調査し、その結果をインフォグラフィックにまとめました。

日本全国に80カ所のファブ施設が存在

2015年10月時点で、日本全国に80のファブ施設があります。地域別でみると、最も多いのは関東、次いで九州に多いという結果になりました。最も少ないのは四国でしたが、和紙や陶芸などの伝統産業や化学分野の企業も多い土地柄を生かしたファブ施設が今後誕生するかもしれません。

三種の神器は3Dプリンタ、レーザーカッター、カッティングマシン。安価な3Dスキャナも普及

各施設で利用できる機材についても調査しました。最も多かったのは3Dプリンタ、レーザーカッター、カッティングマシンの3つ。次いで多かったのは3Dスキャナでした。実際取材してみると、これらの機材はどの施設でもよく見かけるもので、レーザーカッターを除けば10万円以下の製品もあり導入しやすいことが背景にあるようです。

レーザーカッターについては安価なモデルも出ているものの、木材や金属板のカットなどそれなりの加工ができる機器は1台当たり最低でも100万円台からと、導入コストが高いことに加え、粉塵を外に排気するか、外付けの集塵機を導入する必要があるなど簡単に設置できるものではありません。一方でさまざまな素材を安全に加工できることや、加工に使うデータは2Dなので3Dデータに比べて製作のハードルが低いこと、それによってワークショップなどのイベントに利用しやすいことなどから普及しているようです。

またデジタル工作機械だけでなくボール盤やバンドソーといったアナログ工作機械を置くファブ施設も、いくつか確認できました。 

今後、ファブ施設はどうなるの?

都市部だけでなく地方にも普及しつつあるファブ施設。最近では地場企業が立ち上げるケースや、大学内に開設するケースも増えています。その一方でどのように利用者を拡げていくか、特に事業として立ち上げた場合には、どのようにマネタイズしていくかといった運営上の課題もあります。

fabcrossではファブ施設を実際に運営している方たちを招き、各施設のさまざまな事例や今後のファブ施設のあり方について話し合うトークイベントを11月18日に開催します。イベントの様子は後日レポート記事を掲載予定です。

なお、この調査は来年以降も実施し、定点調査として継続していく予定です。 

調査概要とインフォグラフィックについて

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