自作ゲームのススメ by TMCN
ゲームは買うな!作っちゃえ!安いセンサでガッツリ遊べる自作ゲームのススメ
センサ&デバイスに関するオープンなエンジニアリングコミュニティとして、楽しくて新しいコンテンツの開発・発信を展開する「TMCN(Tokyo MotionControl Network)」がこの夏fabcrossとコラボし、「子ども×センサ」をテーマにした遊べるデバイス作りに挑んだ。
- ゲームは買わずに自作する
- 自作することでモノづくりを学ぶ
- 安価にできる
というコンセプトのもと、まず、TMCNのメンバーであるデザイニウムが作ったのが、かけっこのゲームだ。かけっこといえば、今もむかしも子どもをアツくする勝負の定番といえよう。そこにセンサのポテンシャルをプラスして、ゲーム性の高さを実現した。その詳細と開発の経緯を紹介しよう。
このゲームは、その場でダッシュするとモニタ上のキャラクターが走りゴールを目指すという、いわゆる短距離走レースなのだが、ここで紹介したいのはゲームではなくコントローラの方。プレイヤーが足に付けたアームバンドの中に入っている「なんでも自作センサーデバイス」である。アイテム名が機能を過不足なく表しているこのデバイス、これがあればさまざまなゲームが自作できるというのだ。
電源となる単三電池2本、加速度センサ、マイコン、無線モジュールの4つから構成された、シンプルな手のひらサイズのデバイスだが、プレイヤー自身に装着することで動きをダイレクトに検出できる。