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Maker系タレント梨衣名がガチで作ってみた

テレビでみかける美女はガチのMakerだった—梨衣名と3Dペンでアクセサリーを作ってみよう

メインの花冠は、1枚1枚が繊細な線の重なりで作られた花びらと、葉脈を描いた葉、太い線で作った立体物の輪を組み合わせた力作である。撮影には、3Doodler2.0の日本における正規総代理店であるナカバヤシの広報、西浦さんも立ち会い、素敵な作品を作り上げてくれた梨衣名さんと操作性などについて語り合ってくれた。

ナカバヤシ:今回初めてですよね。使ってみてどうでした?

梨衣名:楽しかったです! 実は以前、これの前のバージョンのタイプを試したことがあるんですけど、今回、線がずっと細くなったし、家や個人で使えるパッケージで出てきたのがすごいなって思って、創作意欲が湧きました。

ナカバヤシ:最初からスムーズにできましたか?

梨衣名:最初は樹脂が出るスピードに慣れるまでちょっと時間がかかりました。でも、それでお寿司のご飯ができたり(笑)。一度、ちょっと放置していたら樹脂が詰まって出てこなくなったんです。それで、樹脂を熱したり、ペン先を外してみたら、全体のメカニズムが見えてきて。メカニズムがわかると俄然楽しくなりますね。(3Dペンと)仲良くなれた気がしました。

ナカバヤシ:そこまでされたんですね(笑)。でもメカニズムを知ってもらったので、ここまで自由自在に作ってもらえたのかもしれませんね。ユーザーにも「まず自由に使ってください。どうすれば調子いいか、たとえばペンの止め方や線の太さの感覚などは使ってみないとわからないので」と伝えています。

梨衣名:これ、ツンデレですよね。ちょっと放置すると出なくなる。寄り添うと答えてくれる(笑)。

ナカバヤシ:花冠を作ろうと思ったのは?

梨衣名:ちょうど卒業のシーズンだったので、髪を飾るアクセを作ろうと思いました。ホームページにある作品集はレベルが高くて無理そうだなと思ったのですが、よく見ると、3Dといいつつ平面のものもあって。すべてを立体で描くのは高難度だけど、平面と組み合わせていけばいいことに気づき、花と葉っぱは平面、冠本体は立体物にすることにしました。そして一つずつデザインを考えて。楽しかったです。

ナカバヤシ:そうなんです! どうしても最初はいきなり空中に立体物を描こうとするからうまくいかないケースが多い。平面と立体物を組み合わせることから始めるといいんですよね! よく気づいてくださった! 花びらの塗り方もキレイですよね。繊細で、作品愛が伝わってます!

ペンで描いた下絵をラミネートしたものに、樹脂をのせていく。こうすることによって、剥がしやすく、同じものをいくつか作る際に下絵を流用できる。 ペンで描いた下絵をラミネートしたものに、樹脂をのせていく。こうすることによって、剥がしやすく、同じものをいくつか作る際に下絵を流用できる。

梨衣名:頭に付けるものなのでキレイに仕上げたくて。花に透け感が出るように、細い線でレーシーに仕上げました。ペンで描いた下絵をラミネートして、その上に樹脂を出していくと剥がしやすいし、下絵を何度も使えるのでいいですよ! 花のモチーフはいろいろと使えて、たとえば白Tにペタペタ貼り付けるだけでもかわいい。

透け感を出すために花びらを線で描いた。 透け感を出すために花びらを線で描いた。

早くも3Doodler2.0を使いこなし、そのポテンシャルを知り尽くしてくれた梨衣名さんに、すっかりご満悦の様子の西浦さんだった。

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