Maker系タレント梨衣名がガチで作ってみた
テレビでみかける美女はガチのMakerだった—梨衣名と3Dペンでアクセサリーを作ってみよう
今作りたいのは「夢コントローラー」
3Dペンにとどまらず、ものづくりが大好きという梨衣名さん。学生時代はロボット工学を専攻し、研究室で終日物体の動きをプログラミングするなど、ドラえもんに出てくるようなアイテム作りを夢見る日々だったという。同じくロボット工学の教授である父のもと、小学校の頃からものづくり、工学系の話を聞き、自身も興味を持つようになったという。今回もついつい3Dペンを分解し、メカニズムの詳細を知りたくなってしまう性分が出た。
「高校時代、好きだった教科は物理です。世の中の現象のほとんどは物理で証明されていますよね。裏付けがあって、検証して、追求していくことが好きです。今、一番楽しいことはプログラミング。こちらが設定した通りにものが動いてくれるのがいい。回転軸や初期速度を設定すると、飛んだり跳ねたり回ったりとか。今回も本当は基盤がどうなっているか知りたかったんですけどね」
ディズニーランドに行った際、タワー・オブ・テラーの入り口にあった蓄音機に目を奪われる。どういうメカニズムなのか気になって、家に帰ってからすぐに調べた。そして、「大人の科学」で蓄音機キットを購入し、さっそく製作。メカニズムの検証にあたったという。
「いつか、(ドラえもんに出てくる)夢コントローラーを作ってみたいんです。現在、夢を見ている人の脳波をデータ化し、一部を解読することは可能になっているんです。ならば逆に脳にデータを送ることにより、見たい夢を自在に見ることも理論上ではできるわけです。いつか作ってみたいですね」
フェミニンな見た目から出てくる「脳波」とか「検証」、「プログラミング」と言った言葉のミスマッチ感が、たまらなく魅力的な梨衣名さんでした。
取材協力 ナカバヤシ、FabCafe MTRL