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Maker系モデル梨衣名がガチで作ってみた

旋盤での金属削り出しもフライス盤での穴あけも全然OK! モデルがガチで金属ハンマーを作ってみた

UVプリンタとレーザーカッターでグリップとホルダー作り

持ち手部分にオリジナルの文字を入れられるということで、Illustratorで作成。DMM.makeとfabcrossのロゴと、なぜか円周率を設定する梨衣名さん。

作ったデータを持ってUVプリンタルームへ移動。持ち手の部分にプリントを施す。UVプリンタは印刷直後にUV照射し、瞬時にインクを硬化させるため、金属やガラスなど何にでも印刷ができる最先端のプリンタ。まずは白ベースを作り、その上に色を乗せるのだそうだ。

梨衣名さんがIllustratorで作ったデータを、真鍮の持ち手にプリントする。

待つ間、UVプリンタについてレクチャーを受ける。 待つ間、UVプリンタについてレクチャーを受ける。

プリント終了。綺麗に鮮明に色が乗っている。

次はグリップとホルダー作り。皮革素材の中から好きな色を選ぶ。黒やキャメルが人気だというが、キラキラ女子としてはやっぱり赤やピンクに目がいくよね。

鮮やかなピンクに決定。さすがに初めてチョイスされたらしく、ほとんど1枚まっさらで残っていた。

ホルダーにもオリジナルの絵や文言が入れられるというので、梨衣名さん直筆でサインとイラストを用意。これをレーザーカッターのドライバに取り込む。

レーザーカッターは、CO2レーザーを放射して樹脂や木材のカット、彫刻などを高速で行う注目のマシン。

グリップとホルダーのテンプレートに沿って、あっという間にピンクの革にサインとイラストが彫り付けられ、必要なパターンが一瞬でカットされた。

一瞬でパターンの形どおりにカットされた。 一瞬でパターンの形どおりにカットされた。

カットが終わったら、まずはグリップの仕上。持ち手に革を巻いて留めていく。ハイテクマシンの後に、針と糸を使ったアナログ手作業。きっちり隙き間のないようコツコツと。意外と(?)、この手の作業も嬉々として取り組む梨衣名さん。工程を楽しむというのは、ものづくりの極意なのかも。

次はホルダーの組み立て。これもアナログに、ハンマーでリベットや鳩目を打っていく。ハンマー作りにハンマーは欠かせない。

力加減に注意しながら垂直に打ち付ける。 力加減に注意しながら垂直に打ち付ける。
ホルダー完成。 ホルダー完成。

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