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Maker系モデル梨衣名がガチで作ってみた

旋盤での金属削り出しもフライス盤での穴あけも全然OK! モデルがガチで金属ハンマーを作ってみた

加工した金属パーツを組み立てる

最後はいよいよ本体の組み立てだ。ヘッドと持ち手を接合部でつなぐ。慎重に切ったネジ山がスムーズに回ればOK。

うまくいった。ネジがぴたりとはまる。 うまくいった。ネジがぴたりとはまる。
最後にレンチでしっかり留める。 最後にレンチでしっかり留める。

完成。世界に一つだけの真鍮ハンマー、梨衣名スペシャルができた。

3つの金属パーツから成るハンマー、革の裁断から行ったホルダーとグリップ。思ったよりピンクが違和感なく、金色の部品と相まってゴージャス感さえ漂っている。 3つの金属パーツから成るハンマー、革の裁断から行ったホルダーとグリップ。思ったよりピンクが違和感なく、金色の部品と相まってゴージャス感さえ漂っている。

通常7時間ほど要するワークショップだが、今回はDMM.makeのお二人が面取りや皿もみといった細かい作業をサポートしてくださり、約4時間という時短パッケージが叶った。

愛が深まる「真鍮ハンマー作り」デート

梨衣名さんに真鍮ハンマーを作った感想を聞いてみた。

「最初にハンマーって聞いたとき、人類が最初に使った道具だし形もシンプルだから簡単そうかなと思ったんです。でもさすがDMM.make、基本の工作機械から最先端のマシンまで、いろんな技術をギュッと体験できるワークショップになっていて。最古の道具を最先端の技術で作ったわけですよね」

──一番苦労したのは?

「フライス盤で削った時です。初めてだったんですけど、繊細な動きで固いものを削る感覚に慣れるまで難しかったです」

──では楽しかったのは?

「全部楽しかったけれど、特にタップでネジを切ったところですね。テンション上がりました。ネジ、もともと大好きなんですよ。家具を組み立てたりするのも、7〜8時間とか平気でやっているんです。できているネジを回すだけでも楽しいのに、そのネジをネジ山から作って、それがピタリとハマったときは大興奮しました! そうやって別々に作ったものが、ネジによって一つのものになる、すごく楽しかった」

──プライベートでも来ちゃいそうですね。

来ますよ(断言)。今度は全部自分でやってみたい。あと、これデートにもおススメですよね。何も知識がなくても、このインフラとインストラクターさんのフォローがあるから誰でもできるし。男子はネジ切ったり、女子は手芸的なことやったり、逆でもいいですけど(笑)。それぞれ得意なことをやればいいし。お金出してプレゼント買うより、二人で協力して作ったハンマーってステキな思い出になると思います」

ということで、これからのデートは「愛のハンマーづくり」がおススメだそうです。

取材協力:DMM.make AKIBA

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