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BLINCAM 高瀬昇太インタビュー

愛娘との時間がサラリーマンをスタートアップに変えた——BLINCAM開発秘話

子どもとのコミュニケーションからアイデアを固めた高瀬さんだが、起業前から自分のビジョンを妻に話し、家事にも積極的に参加してきたことで、会社を辞めて起業することにも反対は無かったという。「いわゆる嫁ストップ問題は無くて、辞める時も『まだ辞めてなかったの?』って(笑)」 子どもとのコミュニケーションからアイデアを固めた高瀬さんだが、起業前から自分のビジョンを妻に話し、家事にも積極的に参加してきたことで、会社を辞めて起業することにも反対は無かったという。「いわゆる嫁ストップ問題は無くて、辞める時も『まだ辞めてなかったの?』って(笑)」

「Bluetoothでペアリングして自然にスマホで見られるようにしたり、見るのが面倒くさくならないようなアプリにするのは当然で、例えばハードウェアの価格を抑えて、ソフトウェア側で有料オプションを用意したり、さまざまな企業とのタイアップが組めるような仕掛けを考えないと息切れしてしまうし、必要な投資も受けられません。単純に面白いハードを作って、一部の人に受けて、年間数万個しか売れないとなったら、機関投資家はお金を出しづらいだろうし、ソフトウェア側のビジネスモデルまで考えられるかどうかが、ハードウェアスタートアップが大型の資金調達をする上での課題だろうなと感じています」

動画撮影対応や画像認識技術の向上、AIを活用したアプリケーションの工夫といったハード/ソフト両面での機能拡張も計画しているという 動画撮影対応や画像認識技術の向上、AIを活用したアプリケーションの工夫といったハード/ソフト両面での機能拡張も計画しているという

国内でのクラウドファンディングが大きく成功したことで、海外からの問い合わせも毎日寄せられるようになり、海外市場での可能性も見いだすことができた。
現在は、さらに市場の大きな海外のクラウドファンディングにも挑戦する予定だ。

「きれいなものを構図にもこだわって丁寧に撮るという、これまでのカメラ文化とは競合しないと思います。構図が雑でもいいけど、その瞬間を撮りたいという新しい文化を、BLINCAMで作っていきたいと思います」

会社員時代から憧れていたスタートアップの世界に飛び込み、さまざまな支援を受けながら製品をマスに届けるべく多忙な日々を過ごす高瀬さんだが、家族への思いは今も変わらず強い。

「GoProのような独自の世界を作れたらいいなと思いますが、自分自身、どう使っていくかも考えていますね。娘が結婚する時にお父さんが昔の写真とか見て泣いたりするじゃないですか。自分も娘が結婚するまでBLINCAMで撮りためて、式の前日とかにひとりで酒を飲みながら見返そうかなって(笑)」

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