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つまみを回して押してプログラミングできる電子ブロック「BitCube」

littleBitsとソニーのMESHを組み合わせたような電子ブロック「BitCube」のプロジェクトがindiegogoに登場した。バッテリー、センサ、LED、サーボモーターなどいくつかの機能を持ったモジュールをつなぎ合わせて、PCなしでプログラミングすることでロボットやIoTデバイスも作成可能な韓国発のガジェットだ。

各モジュールのサイズは42×26×22.2mm、重さは約30g。8×8のLEDマトリックスディスプレイを備えている。BitCubeのモジュールの組み合わせだけでも楽しめるが、レゴブロックなどと組み合わせて使うこともできるという。Bluetoothモジュールを接続すれば、スマートフォンを使って制御することも可能だ。

このBitCubeが他の電子ブロックガジェットと異なる点は、モジュールのつまみを押して回すだけで、手軽にプログラミングができるようにした点だ。先行製品のlittleBitsの場合、Arduinoモジュールが追加されてプログラミングが可能になったものの、回路とプログラミングの知識が乏しい場合にはハードルが高いという声もあった。一方、先日紹介したソニーのMESHと比べると、プログラミングにモジュール以外のハードウェアもソフトウェアも不要なので(MESHはiPadアプリでプログラミングする)、コストがかからず手軽だ。

BitCubeは3月7日までindiegogoでクラウドファンディング中。目標資金額は10万ドル(約1190万円)。記事執筆時点では、光センサ、LED、バッテリーの計3個のモジュールを一組にした早期割引セットが59ドル(約7000円)で入手できる。出荷は2015年4月の予定だ。

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