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“ジェームズ ダイソン アワード2015”が募集開始

英ダイソンと提携する慈善団体James Dyson Foundationが主宰する国際デザインコンテスト「ジェームズ ダイソン アワード 2015」の応募受付が始まった。日本を含む20の国/地域で工業デザインやエンジニアリングを学ぶ大学生/大学院生および卒業後4年以内の卒業生が対象。

ジェームズ ダイソン アワードは、「日常の問題を解決する」というシンプルなテーマで毎年開催されている。過去日本からは、ジェームズ ダイソン アワード 2013で筋電義手「Handie(応募時:現在の名称はHandiii)」が2位、ジェームズ ダイソン アワード 2014では障害者向け移動支援機器「Qolo」が準優勝と、2年連続で受賞した。

審査はまず、国/地域別の審査団が国/地域の最優秀賞1作品と第一次審査通過者4作品を選ぶ。それらの作品が集められ、ダイソンのデザインエンジニアによって上位20作品が選出される。さらにそこからジェームズ・ダイソン氏による最終審査が行われて、国際最優秀作品が決定される。

ジェームズ ダイソン アワード2015の応募資格は、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本、台湾、香港、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、ロシア、シンガポール、スペイン、スイス、イギリス、アメリカの国/地域でプロダクトデザイン/工業デザイン、エンジニアリングを学ぶ大学生/大学院生および卒業後4年以内の卒業生。チームでの応募も可能だが、メンバー全員が条件を満たしていることが必要。

国内最優秀賞作品には賞状と2000ポンド(約36万円)が贈られる。国際最優秀賞作品の個人またはチームには賞状と3万ポンド(約540万円)、および受賞者の大学学部に5000ポンド(約90万円)、国際準優秀賞作品には賞状と5000ポンド(約90万円)が贈られる。 

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