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14歳の少年が考えたArduino互換機「Qduino Mini」

米カリフォルニア州ピスモビーチに拠点を置くQtechknowは、Arduino互換機「Qduino Mini」のプロジェクトをKickstarterで開始した。基板のサイズは26×39mmと小型ながらもバッテリ充電器やバッテリ容量モニターの機能を備え、簡単なロボットなどを作ることができるという。

Qduino Miniはソフトウェアもハードウェアもオープンソースベースで開発されている。メインチップはArduino Leonardに使用されている「ATmega32U4」を搭載しており、すべての設計ファイルの内容を初出荷日に公開する予定だ。

Qduino Miniを使った作例としては、電子サイコロ、UBS経由でのバッテリ充電器、バッテリ容量モニター、二進数時計、アクションカメラ用マウント(360度パンする)などをあげている。 

QtechknowのCEOのQuin Etnyre氏はまだ14歳の若さというから驚きだ。Qduino Miniの製造を実際に行うのは、米SparkFun Electronicsの予定で、同氏はSparkFun Electronicsからの支援を得て開発を進めてきたという。

Qduino Miniは3月26日までKickstarterでクラウドファンディング中。目標額の1万2500ドル(約149万円)は1日目にクリアしており、記事執筆時点で約2万4000ドル(約280万円)を集めている。25ドル(約3000円)で、Qduino Mini本体とステッカーのセットが購入できる。日本への出荷も可能で、納期は2015年の8月の予定だ。 

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