Arduinoシリーズの多くは、メインチップとしてAtmel「ATmega」シリーズの8bitコア製品を使っている。Arduino Zero Proでは、32bitのARMコアを持つ「ATSAMD21G18A」を搭載した。また、フラッシュメモリも256KバイトとArduino Unoの8倍、SRAMは32Kバイトで同16倍に強化している。アナログ入力は6本でArduino Unoと同じだが12bit入力で、10bitのアナログ出力も備えている。

Arduino Zero ProはスイッチサイエンスのWebサイトで販売中だが、初回入荷分は売り切れで、販売再開には1カ月程度かかる見込み（さらに伸びる可能性もある）。世界中で人気のある商品のため、安定供給の見込みは立っていないとしている。