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オリジナル腕時計を3Dプリンタで製作してくれる「Starter Watch」

Webサイトでデザインした自分だけの腕時計を3Dプリンタで製作し、組み立てキットとして届けてくれる——。「Starter Watch」というそんなサービスの実現に向けて、エンジニア、デザイナー、プランナーとしてそれぞれキャリアを積んできた日本人3人がつくるユニット「Ginger」がIndiegogoでプロジェクトを立ち上げ、資金調達を始めている。

Starter Watchを使ってオリジナル腕時計を手に入れるまでの流れは、1. 同サービスのWebサイト上で用意されたツールを使ってデザインする、2. 3Dプリントされた腕時計の組み立てキットを受け取る、3. 付属のドライバーを使って腕時計を組み立てる、という3ステップになる。

デザイン用オンラインツールには、あらかじめ「Polygon」「Element」「Digital」という3つのテーマが用意されている。腕時計の形状は直感的な操作で変更できて、ボディとベルトの色をそれぞれ6色の中から指定可能。追加で15ドル支払えば、文字盤に好きな言葉をプリントすることもできる。

時計部分の素材はアクリル樹脂。カバーガラス部分にはミネラルクリスタルを使用し、時計を動かすムーブメントはセイコーエプソン製。直径36~50mmの範囲でデザイン可能で、時計盤部分の直径は32mm、厚さは10mm。重さは50gとなる。ストラップはナイロン製で、幅18mmだ。

Starter Watchを利用する際の料金は、先着50名までの早期割引で99ドル(約1万1800円)。50名に達したら、それ以降のIndiegogoからの申し込み分は129ドルとなる。6月から製造を開始し、出荷は8月以降となる。

Starter Watch の資金調達は5月下旬 まで。資金調達の目標額は5000ドル(約60万円)で、記事執筆時点では253ドル集まっている。 

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