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CNCミル、3Dプリンタなどに変化するマルチ工作機「Stepcraft 2」

アタッチメント交換でCNCミリングマシン、3Dプリンタ、カッティングマシンなどとして使えるデスクトップマルチ工作機「Stepcraft 2」のプロジェクトがKickstarterで始まった。作業領域が210×210×40mmから大型の840×600×140mmまでの5サイズ展開で、家庭用から教育用、事業向けまで幅広い用途に対応するという。

FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタとしては、標準的な1.75mmのフィラメントを使用。ABS、PLA、PVA、PET、ナイロンの他、伸縮性のある素材にも対応。CNCミリングマシンとしては、木材をはじめとして、アルミ、真ちゅう、カーボンファイバーやグラファイトなどの硬い素材も加工できる。3Dデータに対応しているため、滑らかな切削曲面が得られるという。カッティングマシンとしては、ホットワイヤーのアタッチメントで発泡スチロールやスチレンボードをカッティングしたり、ナイフアタッチメントでビニールを切ってステッカーを自作することもできるという。

Stepcraft 2は4月23日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では、目標額の3万5000ドル(約417万円)を大きく超えて、4万6000ドル超(約548万円)を集めている。記事執筆時点では、999ドル(約12万円)でStepcraft 2 300(作業領域:300×210×80mm)のCNCミリングマシンキットを1組入手できる。3Dプリンタとカッティングマシン用のアタッチメントを希望する場合は1899ドル(23万円)のフルセットのキットを購入する必要がある。299ドルと送料を追加で支払えば完成品を送ってもらうこともできる。日本への発送も可能で、納期は2015年の6月の予定だ。

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