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スマートライフ研究所、米M3D製の超小型3Dプリンタ「The Micro」を6月発売

スマートライフ研究所は、2014年4月にKickstarterに登場して大人気となった、超小型のFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタ「The Micro」を、国内正規代理店として6月中旬に販売開始する。The Microは1辺が20cm弱の立方体で重さ約1kgとテーブルトップサイズ。Kickstarterでは大人気となり340万ドル(約4億円)を集めた。

The Microは、外形サイズ185×185×185mmで、カーボンファイバー製フレームを使用して軽量に仕上げた。最大造型サイズは109×113×116mmと外形サイズの割には大きめ。積層ピッチは50~350μmで、1.75mm径のPLA/ABS/ナイロンフィラメントが利用可能。オートキャリブレーション機能、自動水準測定機能を備えている。ボディカラーは青、緑、黒、シルバー、オレンジの5色。動作音の静かさや低消費電力も特徴だ。ソフトウェアの日本語対応は確認中で、対応しない場合はソフトウェアの日本語マニュアルを作成予定としている。なお、ハードウェアのマニュアルは日本語のものを添付する。

スマートライフ研究所では、開発製造元のM3Dと日本国内向けの販売代理店契約を結んだ。現時点での販売代理店は同社のみという。製品故障の対応については、スマートライフ研究所が海外工場との修理依頼などを代行し、送料や代替機、また初期不良時の交換などについては状況に応じて対応する予定としている。

6月中旬の発売を前に現在台数限定で先行予約を受付中。通常価格6万9800円(税別)を、フィラメント(白)1巻きを付けて5万9800円(税別)で予約販売している。 

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