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Wi-Fi機能を備えたクラウド対応の超小型32bit Arduino互換モジュール「Oak」

米国オレゴン州ポートランドに拠点を置くDigistumpは、超小型のArduino互換モジュール「Oak」のプロジェクトをKickstarterで開始し、12万ドル(約1430万円)を超える資金を集めている。コインほどの大きさの基板にWi-Fi機能を備え、Wi-Fi経由でプログラミングも可能だ。プロセッサは32bitとパワフルで通信は全てクラウドを介して行われる。

開発元のDigistumpは、2014年4月に同じKickstarterで「Digispark Pro」プロジェクトを成功させている。Digispark Proは、Arduino互換性があり安価で、USBインターフェースを備え、専用拡張ボードを刺せばWi-FiやBluetoothも利用できることを特徴としており、広く人気を集めた。そのDigispark Proから1年、改良を重ねて登場したのがこのOakだ。Digispark用に開発された拡張ボードのほとんどはOakでも利用できる。

Oakは、32bitで80MHz駆動のプロセッサをコアに、802.11 b/g/n Wi-Fi、1MBのROM、64KBのRAM、11本のデジタルI/O、1本のアナログ入力などを23.4×30mmの基板に収めている。

Oakは5月27日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では、目標額の2万5000ドル(約299万円)の5倍近い約12万ドル(約1437万円)以上を集めている。記事執筆時点では、10ドルの早期割引分は売り切れており、13ドル(約1600円)でOakが1個購入できる。日本への発送も可能で、出荷は2015年9月の予定だ。 

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