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パーツごとに換装可能な“モジュール型”3Dプリンタ「NFire 1」

ホットエンドやZ軸などをパーツ単位でアップグレードできるデルタ型3Dプリンタ「NFire 1」がKickstarterで出資を募っている。

造形サイズは150×150×150mm。アップグレードすることで、Z軸方向を300mmに拡張可能だ。設置時に占める面積は360×400mm。ホットエンドはe3D Liteが標準装備されているが、オプションとして押出式デュアルヘッドのe3D Cyclopsに換装できる。開発元の英NFire Labsは、「世界初のモジュール型3Dプリンタ」とうたっている。

さらに、本体のカラーバリエーションについても、最大21色から選択可能。ホットエンドやZ軸の拡張、本体カラーの選択肢以外にも、将来的には組込型3Dスキャナなどをオプションで用意する計画があるという。

付属するPLA樹脂はFloreon製の1.75mm径。6色のカラーバリエーションから選択可能だ。

本体価格は399ポンド(約7万8000円)。日本への発送には送料・関税が別途必要になる。Kickstarterで用意した早期割引3プランのうち、250ポンド(約4万9000円)分と299ポンド(約5万8000円)分については完売し、現在は349ポンド(約6万8000円)分が残りわずかだ。

造形エリアを拡張するZ軸アップグレードは60ポンド(約1万2000円)、デュアルヘッドへの換装は120ポンド(約2万3000円)。本体塗装の蛍光色への変更については50ポンド(約9800円)が必要になる。

目標額3万ポンド(約580万円)に対し、8月17日時点で1万1700ポンド(約230万円)を集めている。出荷については、順調に進んだ場合、2016年1月~3月となる予定だ。 

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