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超小型で安価な光造形3Dプリンタが多機能化してKickstarterに再登場

fabcrossで昨秋紹介した、“超小型でポータブル、そして安価な光造形3Dプリンタ「LumiPocket」 ”が、バージョンアップして多機能な新モデル「LumiPocket LT」としてKickstarterに再登場した。開発しているのはイタリアのベニスに拠点を置くLumi Industries。ボトル型でコンパクトな外見はそのままに、レーザー刻印機や基板加工機にもなるとして注目を集めている。

新モデルLumiPocket LTの基本的な仕様は従来モデルを引き継いでおり、最大造形サイズは直径100×100mm、最小積層ピッチは50μm。本体サイズは200×110×350mm、重量は1.8kg。レーザー刻印機および基板加工機としてのレーザー出力は、200mW、加工範囲は650×650mmで、MDF、木材、皮革、PVC樹脂、段ボールなどに彫刻できる。さらに、専用のキットを使えば、従来モデルのLumiPocketをアップグレードして同じ機能を追加することができるという。

LumiPocket LTは10月8日までKickstarterでクラウドファンディング中。目標額の3万9000ユーロ(約530万円)に対して、2万7000ユーロ(368万円)以上を集めている。記事執筆時点では、599ユーロ(約8万2000円)でLumiPocket LTのキットを1組入手できる。LumiPocketからのアップグレードキットは299ユーロ(約4万1000円)だ。日本への発送も可能だが、送料が別途必要。発送予定は2016年の3月だ。

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