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オートデスク、クラウドベース3D CAD/CAM/CAEツール「Fusion 360」を日本語化

オートデスクは、クラウドベースの3D CAD/CAM/CAEツール「Autodesk Fusion 360」の日本語対応を開始した。従来は英語版で提供していたが、国内の個人ユーザーやスタートアップ企業からの要望に応えた。設計プロジェクトを効率的に行えるクラウドベースコラボレーションサービス「Autodesk A360」、「Autodesk A360 Team」も同様に日本語対応を開始した。

Fusion 360は、デザイン、ファブリケーション、解析の機能を統合して利用できるクラウドベースのプラットフォーム。日本語対応と合わせて、線形静解析と固有値解析機能、自分の作業スペースを他のユーザーと共有してデザインを見ながらチャットできる「ライブビュー」機能、キーボードショートカット、旋盤加工機能を新規に追加した。また、ユーザー同士が情報交換できるフォーラムの日本語版も新しく開設した。Fusion 360は、学生の学習用途、ホビー用途、スタートアップ企業なら無償で利用できる(それ以外の利用は1年あたり3万5640円/税込)。

A360は、異なる部門から設計プロジェクトに加わる担当者が、時間や場所に関係なくコラボレーションできる無償のサービス。プロジェクト関連ファイルやドキュメントの保存/共有/投稿、100種類以上の2D/3Dファイルの表示、複雑なアセンブリや設計モデルなど高度なファイル検索、5Gバイトのクラウドストレージ、iOS/Androidアプリなどが利用できる。A360 Teamは、チーム単位で設計プロジェクトを運用/管理するクラウドベースのコラボレーションサービス。A360の機能をすべて備え、さらにクラウドストレージが10Gバイトとなり、作成するプロジェクト数にも制限がない(A360は1つだけ)。利用料金は1ライセンスあたり1年間で1万3000円(税別) 

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