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フランス南西部トゥールーズに「FabCafe Toulouse」がオープン

フランス南西部の都市トゥールーズに2015年9月28日、デジタルものづくりカフェ「FabCafe」の世界で6番目の店舗「FabCafe Toulouse」がオープンした。フランス初のファブラボである「Artilect FabLab Toulouse」の中という、珍しいロケーションだ。

FabCafe Toulouse があるArtilect FabLab Toulouseは2009年に設立され、4000m2 という大きなスペースに3Dプリンタ、レーザーカッター、CNCなどを設置している。メンバーはエンジニア、デザイナー、建築家、学生など1000人近くいるという。FabCafe Toulouseは、クリエイターが作業中にくつろぐ場所として、また一般市民が気軽に訪れてほしいということから誕生した。

FabCafe Toulouse

住所:31300 Toulouse 27bis Allées Mourice Sarraut
営業時間:月8:30~22:00、火~木8:30~20:00、金14:00~18:00、土8:30~19:00

FabCafeは2012年3月、渋谷に最初の店舗「FabCafe Tokyo」をオープンした。その後、2013年5月に台湾の台北に「FabCafe Taipei」、2014年3月にスペインのバルセロナに「FabCafe Barcerona」、次いで同じスペインのシッチェスに「FabCafe Sitges」(現在は閉店)、2015年1月にはタイのバンコクに「FabCafe Bangkok」をオープンしている。FabCafe Tokyoは株式会社ロフトワークとクリエイティブディレクターの福田敏也氏が共同出資してスタートしたものだが、世界各地のFabCafeはロフトワークのフランチャイズ店舗ではなく、FabCafeのコンセプトに共感し、いくつかの条件に当てはまれば誰でもFabCafeをオープンでき、自主的に運営できるとしている。

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