スマホでエアコンを制御できる——汎用エアコンコントロールシステム「Nature Remo」
2016/05/25 17:00
スマートフォンを使ってエアコンを遠隔操作できる汎用エアコンコントロールシステム「Nature Remo」のプロジェクトがKickstarterに登場した。
Nature Remoは、赤外線コントローラ機能を備えたデバイス「Remo」と、専用スマートフォンアプリからなるIoTプロダクトだ。
Remoは、赤外線リモコン付の主要メーカー製エアコンに対応している。Remoにエアコンを認識させるにはRemoのボタンを押すだけでよい。インターネットにはWi-Fi経由で接続する。専用のスマートフォンアプリを使えば、インターネットを通じて、どこからでもエアコンのリモコン操作ができる。
また、Remoには温度センサ、湿度センサ、モーションセンサ、照度センサ、ノイズセンサが内蔵されている。室内の人やペットを検知し、過去の操作履歴を学習してエアコンを制御することもできる。専用アプリで位置情報を取得し、帰宅時に快適な温度になるようにエアコンをオンするような使い方もできる。
開発元Nature創業メンバーのうち、CTOの大塚雅和氏はiphoneから家電をコントロールできるオープンソースの赤外線リモコン「IRKit」の開発者だ。
Nature RemoはKickstarterで6月22日までクラウドファンディング中。現時点で、5万ドル(約550万円)の目標額に対し2万ドル(約220万円)以上を集めている。本体価格は119ドル(約1万3100円)で、8月の出荷を予定している。今なら早期割引適用分を69ドル(約7590円)で入手可能。日本への送料は8ドル(約880円)だ。
12月以降、赤外線リモコン非対応のエアコンを制御できる「Remo Power Plug」をリリースする予定だとしている。