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子どもでも簡単に演奏できる——2人で操作するシンセサイザ「Dato DUO」

簡単な操作で3歳の子どもでも音作りができるというシンセサイザ「Dato DUO」がKickstarterに登場した。

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Dato DUOは、子どもでも扱えるよう、複雑なシンセサイザ機能や設定は予めプリセットされており、極力シンプルな操作で音作りが楽しめるように設計されている。

本体両側はシーケンサとシンセサイザが向かい合わせになっており、シーケンサ側に座った人がメロディを作り、シンセサイザ側に座った人が波形を選んだりエフェクトをかけたりと、2人で操作する仕組みになっている。

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シーケンサ側には、10個のボタン型のペンタトニックキーボードがあり、ピアノの黒鍵だけを使ってメロディを作る感覚だ。作成した8音のメロディはループ再生され、音程に対応した中央の光るボタンを押すことでメロディの抜き差しが行える。そのほか、ピッチやBPMの調節ができる。

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シンセサイザ側には、2つのオシレータとフィルタのカットオフを変える大型のスライダがある。両サイドにある2つのボタンで、パーカッションとビットクラッシャエフェクトが追加できる。

開発者によれば、本体上のシンプルな機能以外にも、MIDI端子とSYNC端子が搭載されており、ギター用のエフェクタをつないだり、KORGなど対応する他の機材と同期させて演奏することもできるとしている。

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Dato DUOはKickstarterで6月27日までクラウドファンディング中。本体価格は299ユーロ(約3万6500円)だが、100台限定で269ユーロ(約3万2900円)で購入できるプランもある。目標額6万ユーロ(約733万円)に対し、これまで1万4000ユーロ(約171万円)以上を集めている。スケジュールが順調に消化された場合、出荷は2017年4月を予定している。

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