Formlabs、デジタルファクトリーと販売代理店契約を締結
2016/06/30 08:00
デスクトップ型3Dプリンタメーカーの米Formlabsは、デジタルファクトリーと販売代理店契約を締結した。
formlabsは、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ出身のエンジニアらが設立したスタートアップ企業だ。同社の光造形(SLA)方式3Dプリンタ「Form2」は、プロトタイプや少量生産が可能なデスクトップ型プリンタとして、企業やプロフェッショナルの制作現場で活用されている。デジタルファクトリーとの販売代理店契約を通し、同社の旗艦製品であるForm2を拡販する。
Form2は、交換可能なカートリッジ式で提供される様々なタイプの樹脂材料をに対応している。SLA方式の特徴である曲線や柔らかさの高い表現/再現性に加え、例えば熱で溶ける素材を使えば指輪の型の製造もできる。
Formlabsは、3Dプリンタの専門技術と経験、多様な販売チャネルを持つデジタルファクトリーと販売代理店契約を結ぶことにより、カスタマーサービスを最優先とした高品質なサービスを日本のユーザーに提供するとしている。今秋には国内にサービスセンターを設立する予定だ。