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フライス加工やレーザー刻印など、多機能な3軸CNCマシン「FR4 Machine Shield」

2015年に卓上5軸CNCフライス盤のクラウドファンディングを成功させたPocket NCが、フライス加工、レーザー刻印、顕微鏡による観察など、多用途に使える組み立て式3軸CNCマシン「FR4 Machine Shield」のプロジェクトをKickstarterで開始した。

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FR4 Machine Shieldは、Beaglebone、Arduino、Raspberry Piなどのマイコンで制御できる卓上サイズのCNC工作機械だ。着脱可能なヘッド部分を取り替えるだけで、フライス盤、顕微鏡、レーザー刻印機のほか、3Dプリンタや熱風式リフロー装置としても利用できる。

FR4 Machine Shieldのボディは、プリント基板の材料として使われることが多いFR4複合素材で作られている。同製品のFR4複合基板は、塗装で隠れているが基板の表面に回路を組みこんでおり、無駄な配線を省くだけでなく、接触不良を防ごうとしている。また、リミットスイッチやLEDなどの部品も、金具や腕金なしで直接取り付けられる。

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Pocket NCは出荷開始後すぐに、プリント基板ファイル、全パーツのリスト、各パーツのSTLファイル、組み立てマニュアルなど、FR4 Machine Shieldの設計情報をオープンソースで公開するとしている。

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FR4 Machine Shieldは2016年8月9日までクラウドファンディングを実施。7月4日時点では、目標額の9万ドル(約930万円)に対して、約4万7000ドル(約484万円)を集めている。

FR4 Machine Shieldの早期割引価格は、フライス加工用ヘッド付きで350ドル(約3万6000円)となる。出荷開始は2016年11月の予定で、日本への送料は100ドル(約1万円)だ。

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