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ロボットやデバイスを音声操作できる——クラウド型音声認識開発キット「AmiVoice Robot SDK」

アドバンスト・メディアは、音声認識用のソフトウェア開発キット「AmiVoice Robot SDK」を発表し、10月3日より無償提供する。

AmiVoice Robot SDKは、クラウドサービスを利用し、ロボットやIoTデバイスで音声認識できるようにするものだ。サーバー認識版の音声認識エンジンにはディープラーニングと呼ぶ機械学習の技術を採用。データの特徴を学習/分類することで、高精度な音声認識を実現したという。

photo 同社の音声認識技術の仕組み

AmiVoice Robot SDKは無償でダウンロードでき、サーバー上で60分間の音声認識機能を無料で使える。無料期間終了後は、使用時間に応じてクラウドサーバーの利用料を支払う月額従量課金モデルか、導入台数に応じたライセンス料を支払う買い切りモデルを選べる。

またSDKには、特定のキーワードを発話することで、端末に触れることなくクラウド型音声認識機能が起動できる「音声認識ハンズフリーコントロール」を有料オプションとして用意する。

対応OSはLinux(Raspbian)。ユーザーのニーズに応じてLinuxディストリビューションを順次増やしていくという。英語や中国語にも対応する予定だ。

同社は、ロボットやIoTデバイスのほか、車載デバイスなどへの導入を見込む。2020年までにロボット関連事業で累計7億円の売り上げを目指すとしている。

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