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DDDJapan.com、複数の3Dプリンタメーカーと提携する日本初の正規サポートセンターを開設

3D Printing Corporationが運営するDDDJapan.comは、複数の海外3Dプリンタを対象とした国内正規サポートセンターを開設した。複合ブランドを対象とした正規サービスは日本初で、発足にあたり加盟している海外メーカーは4社となる。

DDDJapan.comによると、海外メーカー機器を扱う販売店では、国内ユーザーが期待するようなメーカー保証基準を満たすアフターサポートを提供することが難しいという。サポート内容はメーカーとの折衝や電話やメールでの対応などにとどまり、海外製3Dプリンタに関する知識が少ないこともあって、修理に数ヵ月以上かかったり、海外への高額な輸送費負担などが、ユーザーの不満となっているという。

今回開設するサポートセンターでは、提携する各メーカーで訓練/承認を受けた日本人技術士が、国内にてメーカー正規パーツを使用し該当機種の設置/使用研修やアフタサービス/修理/メンテナンスを行う。迅速に対応するため、正規パーツを国内で保管して修理する体制を整えるとしている。

現在サービス対象とするブランドとモデルは以下の通り:

  • Kodama:Trinus(FFF)
  • HyVision Systems:Cubicon Single/Cubicon Style(FFF)
  • Raise3D:N2/N2dual(FFF)
  • B9Creations:B9Creator v1.1/v1.2/デンタル/CEマーク承認(SLA)

サポートサービスを受けるためには、該当製品購入時に国内保証への追加加入が必要だ。現時点では、FFFとSLA方式の3Dプリンタのみが、今後コンポジットタイプやバイオ3Dプリンタなどもサービスを提供する準備を進めている。

DDDJapan.comは、サポートセンター設立により、日本の3Dプリント市場をさらに活性化させ、企業や個人が必要な3Dプリント技術をより安心して導入できるようにしたいとその狙いを明らかにしている。

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