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ビルの空調をテーマにIoTの新しいアイデアを競う——「ビル空調ハッカソン」開催へ

ダイキン工業は、ビルの空調をテーマにIoTの新しいアイデアを競う「ビル空調ハッカソン」を、2016年10月29〜30日に渡って開催すると発表した。同イベントでは、参加者が実際にビルの空調をコントロールできる。

ビル空調ハッカソンは、参加者がダイキン工業の社員と協力し、会場内の空調設備を実際に制御しながら、建物をインターネット化するアイデアを考案するイベントだ。ダイキン工業が2015年11月に大阪府摂津市に立ち上げた「テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)」が会場となる。

開催日当日はTICの空調を制御するAPIが参加者に限定公開される。参加者は同APIを使い、エアコンのオン/オフはもとより、運転モードの選択、風量、風向、温度などを設定できる。

また、ビル空調ハッカソンではIBMの「Watson」やYuMakeの「Netatmo」など、IoTに使うさまざまな技術が提供される。参加者が自身のガジェットやデバイスを持ち込むことも認められている。

募集人数は最大50名。応募者多数の場合は抽選となる。申し込みの締め切りは10月17日21時。当日の作業はチームで取り組むことになるが、個人でも申し込み可能だ。最優秀賞受賞者には、「DAIKIN 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55S」と松阪牛が贈呈される。

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