IoTクラウドプラットフォームとしては初——Kii、ヤフーのスマホアプリ「myThings」との連携を発表
2016/09/23 15:00
Kiiは、同社のIoTクラウドプラットフォームが、ヤフーのスマートフォンアプリ「myThings」に連携したと発表した。
「myThings」はIoT製品やWEBサービスと連携し、新しい機能を生み出せるスマートフォンアプリだ。「外出する際に玄関を閉めた後、消し忘れた電気を消す」「動画共有サイトで好みの動画が公開されたら通知する」など、日常生活に応用できる。
このたび、myThingsの開発者向けチャンネルにKiiチャネルが新しく追加された。同社によると、IoTクラウドプラットフォームとしては初めての連携であるという。
これにより、KiiのIoTクラウドプラットフォームと、他のIoT製品やWEBサービスとの組み合わせが容易になり、開発者が作ったデバイスとmyThingsが連携可能になる。例えば「『Yahoo! 防災速報』で地震情報が通知されたら、警告ランプを光らせる」「温度センサーで温度が高くなったら、メールを送信する」といった使い方が可能だ。
これまで複数事業者のAPIを組み合わせるには、組み合わせごとに連携の開発を実施する必要があった。同社は、Kii をmyThingsに対応させることで、既にmyThingsに対応済みのIoT製品やWEBサービスとの連携が容易になり、ハードウェアの開発に専念できるとしている。