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出雲重機×1000toys第一弾——小型自律稼働式重機「Prove 20WT」登場

出雲重機が生み出したコンセプトロボットである小型自律稼働式重機「Prove 20WT」が、1000toysの手によって1/12スケールモデルで登場。CAMPFIREでクラウドファンディングを開始した。

1000toysの企画立案で始まった今回のプロジェクトでは、出雲重機名義で活動するデザイナー大久保淳二氏が、小型自律稼働式重機「20WT」のオリジナルデザインをアップデート。過去と未来が混在する近未来の東京で活動するAI搭載ロボットというコンセプトのもと、Prove 20WTとして新たにイラストと3Dモデルを作成した。

それを元に1000toysが1/12スケールモデルとして設計、3Dプリンタを使ったモックアップ作成を繰り返し、立体化している。

本体基部にはボールジョイントを使い、脚部の可動ギミックでは金属シリンダが可動部と連動して作動するなど、広い可動性を実現。関節内部にはPOMなどのナイロン素材を使用し、動きは滑らかだ。

また、別素材で再現したタイヤによる走行モードから、歩行ユニットが回転してせり出し、四足歩行モードとなるギミックを搭載する。ユニット基部には可動軸を設け、高い接地性を確保している。

1/12 Prove 20WTのサイズは24×13×14cmで、重量が320g。メインフレームと各部ユニットの接続には共通ジョイントによるパーツ組換えを採用し、出雲重機×1000toysとして今後登場するシリーズとも互換性を確保する。

1/12 Prove 20WTは、12月24日までクラウドファンディングを実施。11月22日時点では、目標額の500万円に対して約315万円以上を集めている。クラウドファンディング特別価格は25%オフの1万2000円、カラーリングはクラウドファンディング限定色だ。金メッキ/銀メッキ/オリジナルラッピングなどのプランもある。出荷は2017年5月以降となる。

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