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3D位置/姿勢データが得られるBLE対応慣性計測ユニット「MetaMotion」

BLE対応慣性計測ユニット(IMU)「MetaMotion」が、Kickstarterにて出資を募っている。

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MetaMotionには3種のMEMSセンサ(3軸ジャイロセンサ、加速度計、磁力計)が搭載されており、得られた物理量はセンサフュージョンにより、重力ベクトルやオイラー角、四元数などの3D位置/姿勢データとして利用できる。加えて温度/気圧センサを搭載し、正確な高度測定が可能だとしている。

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Nordic Semiconductor nRF52をSoCとして採用し、CPUは32ビットCortex-M4F、Bluetooth 4.0(BLE)にも対応する。本体サイズは17×16×5mm、重量は3g。入出力端子としてmicro USB×1が用意されている。電源にはリチウムイオンポリマー二次電池を使用する。

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対応OSはWindows、iOS、Androidで、APIはオープンソースで提供され、Java、Objective-C、C++、C#、Swiftに対応したライブラリを用意する。MEMSセンサを使うセンサフュージョン部分は、Bosch Sensortecにより実現する。

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付属品としてユニットを収納できるプラスチックケース、ラバー製リストバンドが用意されている。プラスチックケースにはMicroUSB端子用の穴があり、ケースに収納した状態でもUSBケーブルを接続できる。カラーはブラック/グレーの2色だ。

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Kickstarterでは早期割引として、MetaMotion本体、プラスチックケース、リストバンド、バッテリー(100mAh)のセットで89ドル(約1万100円)となるプランなどを提供中だ。アメリカ国外への発送にも対応している。

プロジェクトは2017年1月17日までクラウドファンディング中。目標額5000ドル(約56万8000円)に対し、12月8日時点で4500ドル(約51万1000円)以上を集めている。プロジェクトが順調に消化された場合、出荷は2017年2月の予定だ。

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