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筋電義手のexiii、外骨格型力触覚提示デバイス「EXOS」を発表

exiiiは、外骨格型力触覚提示デバイス「EXOS(エクソス)」を発表した。内蔵するモータでユーザーの手指に反力を与え、実際に物に触れたような感触を再現している。

exiiiはこれまで、オープンソース化した筋電義手HACKberryなどの開発を手掛けてきた。昨年12月に新体制に移行し、VR向けのウェアラブルデバイスの開発に取り組むとしていたが、今回具体的なプロダクトが明らかとなった。

EXOSは、これまでの筋電義手の開発で得られたノウハウに基づき、ガタや歪みを抑えることで関節角度や力を正確に伝えられるように設計されている。外骨格のように手を覆う形状が手や指の4カ所の関節をカバーするようになっており、つまむ、握る、などの基本的な動作を忠実に再現できるという。

同社はEXOSを、VRを用いたゲーム、ロボットの遠隔操作、手を動かすリハビリテーションなどへの利用を見込んでおり、活用を希望する企業からの連絡を受け付けている。また、開発に携わる人材も募集中とのことだ。

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