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手書きの質感を再現——ロボティクスアームで精細に描画できるプロッター「XPlotter」

文字や絵を手書きのような質感で再現できるほか、レーザーによる彫刻や裁断も可能なプロッター「XPlotter」がKickstareterにて出資を募っている。

XPlotterは、人の手書きの質感を再現できるペンプロッターだ。ロボティクスアームがペンを持ち、手書きに近い角度で文章を書く。ペンホルダーは万年筆や鉛筆をはじめ、チョークや蛍光ペンなどに対応。タイプミスや紙の汚れを気にせずに、好きなフォントや文字で文章を作成できる。作成された文章は、手書きと比べても遜色のない仕上がりになるという。

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文字のほかに絵も描画できる。イメージを選び、コンピュータにアップロードするだけで、描画が開始される。単にイメージを「印刷」するのではなく、さまざまなな線の太さや密度を使いわけ、質感や陰影を再現できる。

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また、レーザーによる彫刻や裁断も可能だ。レーザー出力は2.5W。対応素材は紙、皮革、布などだ。付属品としてレーザーから眼を保護するためのゴーグルも提供される。

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XPlotterを利用するには、WindowsとMac OSに対応した専用アプリのインストールが必要。本体寸法は540×390×95mmで、ワークサイズは300×245×10mm。入出力端子としてはUSB端子とSDカードスロットを本体側面に搭載。電源は12V(直流)だ。

XPlotterは2017年4月1日までクラウドファンディング中。2月3日時点では、目標額の5000ドル(約57万円)を大幅に上回る約5万5000ドル(約620万円)を集めている。

早期割引適用価格は通常版が349ドル(3万9000円)で、レーザー加工版が449ドル(約5万1000円)。出荷開始は2017年7月の予定で、送料は70ドル(約8000円)だ。

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